

下部内視鏡検査とは、肛門から内視鏡を挿入し、盲腸まで詳細に観察し、大腸の病気(ポリープ、癌、炎症)を診断及び治療する為の検査です。当院では、ポリープが見つかった場合、切除可能であれば、その場で切除します。大腸カメラでは、下記のような疾患の早期発見・早期予防ができます。
検査を安全に行うために、全身状態の把握や感染症の有無について、採血検査を行います。
※現在内服中の薬がある方は、事前検査時に必ずお持ち下さい。





当院では、内視鏡による日帰り手術を行っています。
大腸のポリープは多くは無症状であり、血便などで気づかれて受診されたりして診断されることがよくあります。しかし、ポリープのうちの一部は がん化することがあります。初期のがんは、見かけだけではわかりにくいことも多く、そのため、ある程度以上の大きさのポリープがみつかれば、ポリープを切除して組織の検査をすることが望ましいと考えられます。
ただし、ポリープをとるためにおなかを切ったりはあまりしたくないというのが普通です。 内視鏡を使えば(もちろんあまりに大きなものは内視鏡では不可能ですが)おなかを切ったりせずにポリープ切除ができます。当クリニックでは、内視鏡による大腸ポリープ切除術を施行しております。 これは術前から診断がついているものはもちろん、ご希望に応じて、大腸内視鏡の検査時に偶然ポリープが発見されたときにも施行しております。
手術の所要時間は数十分で、全身麻酔などの必要性はありません。(ご本人のご希望に応じて緊張を和らげる程度の軽いお薬を投薬させていただくことももちろん可能です) 大腸ポリープ切除術はまったく痛みもなく、おなかを切ることもなく一日で帰宅することのできる手術です。

切除される前の大腸ポリープです。

これは上のポリープが内視鏡で切除されたあとのものです。
切除してから、組織を調べるためにこのポリープは回収されます。

ポリープが切除されたあとの大腸の粘膜です。
特に出血などはみられませんが、大事をとって切り取ったあとの部分に止血をします。 なお、この粘膜の白くなっている部分は、ポリープをとるために前もって止血剤を注射してある部分です。

写真に写っているのは止血のためのクリップです。
このクリップは数日して、粘膜が治ってから自然に落ちて便のなかに排泄されます。非常に小さい精巧なつくりですので粘膜を傷つけたりはしません。 上の切り取られたあとの粘膜に、止血のクリップをとめました。これで手術は完了です。